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春は出会いの季節…。小学校や幼稚園、保育園でいろいろな出会いがあったでしょう…。そして、ここじゅにあでも新たな出会いが…。

そう！新しいおもちゃが増えました！
お子さんたちに人気のプラレールや絵本、サッカーゴール等が増えたのですが、中でもお子さんたちの目を引くのがこれ！

氷を叩いて落とし、ペンギンを落とした人が負けとなる「クラッシュアイスゲーム」！
このアナログゲーム、大人がやっても難しいんですよね。なにせ、絶妙な力加減が必要ですから。

ゲームとして楽しめる一方、療育的な視点から見ても、とてもすごいものなんです。
例えば、このゲームは付属のハンマーで氷ブロックを落とすのですが、余計な氷を落とさないように、よく狙って叩かないといけないんですよね。つまり、視線と手を連動させる【眼と手の協応動作】が大事になるんです！
社会的なスキルとしては【順番の理解】【勝敗の受容】も必要ですね。

世の中にはたくさんアナログゲームがありますし、最近はおうちじかんを過ごすために買う方も多くいらっしゃいますね。そのひとつひとつのゲームには、療育的な視点で見て意義を持つものがほとんどですので、ご自宅にあるアナログゲームについて「このゲームはどんな効果が期待できるの？」と思われたときには、是非職員にお尋ねください（と、言いながら面白いアナログゲームがあったら教えてほしいのです）。

春の匂いがだんだん強くなり始め、東北北部まで桜前線が上昇してきましたね。と、同時に花粉もたくさん…。みなさん、感染症対策も花粉症対策も行っていきましょう！

と、いうわけで、今週の小学生の設定活動は、お子さんたちの中では恒例となった「HIGASHI　RPG」の第２章！ゲームの世界に吸い込まれてしまい、スライムに転生した主人公の男の子でしたが、仲間のスライムと出会い、新たな冒険に出ることとなりました。

で、なんですが、今週はお子さんたちに「スライムカード」を隠してもらい、職員にそれを制限時間内に見つけられたら負け！という内容で活動していました。
この活動、眼球運動が必要だとか、文字の読み書きに～というものではありません。
今週からようやく小学生も揃い始め、来る曜日が変わったお子さん、小学生になったお子さん等、じゅにあの環境も少し変わっていました。
なので、「カードを隠す」という活動の中で、お互いに「隠した場所を教える」というルールを追加しています。いきなり「はい、話してみて！」と言われてもみんな困っちゃいますよね？でも、遊びの中であれば自然に声を掛けられたりしますよね。これから1年間、一緒の時間を過ごす仲間たちですので、みんなで「楽しい」という時間を共有しながら、お子さんそれぞれが持つ力を伸ばせるような活動を作っていきたいと思います！

ポカポカ陽気に誘われて、新年度がスタート致しました。
1つお兄さんお姉さんになり、よりたくましく成長したお子さんたち。

お子さんたちには様々な経験を通して一回りも二回りも大きく成長できるように職員一同、見守っていきたいと思っています。

本日もおやつの後には全員で設定活動を行いました。
今週のテーマは「集中力」と「しっかりと椅子に座る」です。

モニターから「5・4・3・2・1・0」と音声を流し、その秒数の間椅子に背中をつけてしっかりと座る。鈴の音が鳴ったら手を挙げ、再び鳴ったら手を下すというものです。

園や学校生活において、しっかりと椅子に座り、先生の話を聞いたり活動したりする場面は多く、進級・進学するほど、その時間は長くなっていきます。

今回の活動を通して、楽しみながら「姿勢」と「集中力」について意識してくれたらなと思っています。

4月も中盤に差し掛かり、近くの学校では入学式を終えたご家族が歩いているのを見かけるようになりました。
じゅにあに来ているお子さんも、進級や入学を経てお兄さんお姉さんの顔つきになってきたように感じます。

3月末で未就学のお子さんの設定活動「まもるシリーズ」が終了し、今月から新たな活動「じゅにあレンジャー」が始まりました。
主人公のすすむがじゅにあレッドとなり、ひなたまちに突然現れたモンスターに立ち向かっていくお話しです。
（実は主人公のすすむ君は前年度の活動に登場していたまもるの息子という裏設定があります…。）

今週は魔人チョッキーンという人の大事なものを壊してしまうモンスターが登場しました。
床にはモンスターに半分に切られてしまったカードが落ちています。
お子さんには床に落ちているカードの中からテレビに表示されたイラストを探し出し、くっつけて直してもらうといった内容です。

この活動の目的は、過去のブログでも度々登場している『跳躍性眼球運動』の練習です。
『跳躍性眼球運動』が上手に出来ると、飛んでくるボールなどの危険に気づき回避できたり、人ごみの中で目的の人を探し出すなど、日常生活の中で必要な力に繋がっていきます。

画面のイラストと床のカードのイラストを見比べたり、たくさんのカードの中から目的のカードを見つけ出す、という動きを繰り返し行うことでお子さんの成長の一助となればと思います。

小学校、幼稚園も始業式を迎え、新たな環境での活動が始まったお子さんたち。
1学年上がったことを、お子さんたちも嬉しそうに話してくれています。

さてさて、今回は小学生の設定活動を紹介いたします！
小学生は3月まで「EAST　QUEST」というタイトルの活動を行っていました。
「EAST　QUEST」では、文字の読み書きに必要な”眼球運動”やお友達のかかわりの中で大事になる”ふわふわことば”と”ちくちくことば”、決められた順番を守ること等、集団生活の中で大切なスキルを学ぶ時間とさせていただきました。
壮大（すぎて収集がつかない程の）ストーリーを毎回お子さんたちは楽しみにしてくれていたようで、製作者たちも嬉しいかぎり！

でも…2年目もまったく同じ活動とはならないですよね？

3月までは、じゅにあには1年生のお子さんまでしかいませんでした。でも、4月からは2年生になりますし、新しい1年生も入ってきました。

ということは、新しいストーリーで練習をしていこう！！
となっちゃいますよね。

というわけで、今年は「HIGASHI　RPG」という題にして、「EAST　QUEST」というTVゲームを遊んでいた姉弟が、ひょんなことからゲームの世界に吸い込まれてしまったうえに、モンスターに転生してしまう…というストーリーでやっていこうと思っています。え？設定がベタですか？

今週はまだ小学生も全員揃っていなかったこともあり、オリエンテーリング的な内容が主となりました。室内に散らばったアイテムを集めて、配布されたシートに貼る、というものです。2年生にとっては、1年間かけて練習してきたことの復習、1年生にとっては初めての取り組みに慣れる、といった目的です。
来週以降は、目の運動やルールのある遊び、対人関係に構築に必要なスキルの練習を行い、楽しい集団生活に繋げていけたらと思っています！

たくさん書いちゃいました、読んでくださった方、ありがとうございました👏