小学生の設定活動~ヒガシクエスト14~
2021年07月16日(金)
金曜日は恒例のヒガシクエストの日!ということで、とうとう14話目となりました。
今週のテーマは「勝敗」。じゅにあで明確に勝ち負けを意識した活動を行うのは初めてです。
ただし、勝ち負けがあると言っても、お子さん同士でやるわけではなく、1人の職員VSお子さんたち(たまに職員も入りますが)での勝負です。
よく「勝ち負けにこだわりがある」というフレーズを聞きませんか?もちろん、勝つのは嬉しいですし、負けるのはイヤですよね。でも、それに対して「こだわる」というのは、どういう状態なのでしょうか。
自信がなく自己評価が低いお子さんですと、「負ける」ということで、今までギリギリで保っていた心のバランスが崩れてしまう場合があります。そのようなときには、泣いてしまったり、怒ってしまったりと別の行動で自分を保つことがあるかもしれません。もしくは、悔しくて泣きたい気持ちを堪えて我慢してしまうかもしれません。ときには「我慢する」ことは必要ですが、気持ちを抑えつけるのは望ましくないと思います。
と、話は少し逸れてしまいましたが、月曜日~木曜日は”歩くケイドロ”、金曜日の今日はじゅにあ独自の”オリジナル色鬼”でした。じゅにあでは「全員が大人1人に負ける」場面を設定することで、『みんながいるから大丈夫』、『負けたのは自分一人じゃない』と思えるように環境を整え、その中で「負け」を体験する活動を行ってきました。もちろん、最後はお子さんたちが勝って終わるのですが、真剣なお子さんたちを負かせるために、必死に早歩きをする大人の姿は、きっとお子さんたちの脳裏に焼き付き「将来はこんな大人になりたい!」と思ってくれたことでしょう☆
未就学のお子様の設定活動「先生の話を聞いてポーズを決めよう!」
2021年07月15日(木)
モニターでの活動も定着してきた今日この頃・・・・
前回の活動ではモニターに映る写真(目で見た情報)で、ポーズを真似ていますが今回は職員の声(耳で聞いた情報)でポーズを決めてもらっています。
(例:足を開いてください、手を上げてください等)
今回の活動もモニター下の鏡が大活躍してくれそうです!
今日の全体設定活動!
2021年07月12日(月)
今日の全体の設定活動は「どこにいるかな?隠れている動物を探せ」ゲームを行いました。今日は動く4つの森に隠れた熊を探すというテーマで行いました。
これは【追従性眼球運動】を意識したものです。
以前は小学生のみの設定活動で行っていましたが、今回から未就学のお子様も行いました。
【追従性眼球運動】とはなにか、と言いますと、目をゆっくりと動かし続ける、目の運動の一つです。
この運動が苦手だと、転がってくるボールを取ることが難しかったりしてしまいます。
最初は中々難しく「もう一回見たい」との声が多かったですが、徐々に「分かった」と元気に答えるお子様が増えてきました。
い~らいふじゅにあでは遊びを通じて学びを提供しています。
未就学のお子様の設定活動「先生の真似してポーズを決めよう!」
2021年07月07日(水)
このゲームは未就学のお子さまにとって初めて「モニター」を使っての活動であり、内容はタイトルにもある通り、モニターに映る職員と同じポーズをとろう!というものです。
この活動で大切にしていることは「見る」こと、そして見たものを「真似する」ことです。腕を伸ばすポーズをとっているつもりでも、腕が伸びきっていなかったり・・・右足を出すポーズだけど左足が出てしまっていたり・・・・同じポーズを完璧に真似するというのはなかなか難しいですね。
しかし、じゅにあには、手助けをしてくれる心強いものがあります!
それは・・・「モニターの下にある大きな鏡」です!
今どんなポーズをとっているのか、どこがモニターの写真と異なっているのかを自分で鏡を見て確認しながら練習することができます。
お子さまがお遊戯会や運動会でダンスをしたりポーズをとったりする機会があると思います。このゲームを通して、お子さまがそのような行事でより楽しく参加できることに繋がればと思います。
今週の小学生設定活動~ヒガシクエストⅫ~
2021年07月02日(金)
今週の小学生のお子さんたちは”すごろく”で遊びました!
すごろく自体は当事業所で作成したものですが、なぜすごろくをやっているのかと言うと、今週のテーマが『順番を守る』というものだったからです。
順番を守るということは、なかなか難しいものです。自分の前の人の動きを見ていないといけなかったり、次に何をすべきかを考えないといけなかったり…。
そして、「1番じゃないとイヤだ!」と考えるお子さんもいるのではないでしょうか。もちろん、楽しいことを自分が1番最初にやるとなると、とっても嬉しいと思います。
当事業所で初めて”すごろく”をしたときには、順番決めにすごく時間がかかりました。話し合いではなかなか決まらず、最後はくじ引きになりました。最後になってしまったことで、悔しい気持ちになるお子さんもいました。
ですが、回を重ねるごとに順番決めにかかる時間は短くなっていき、今日はすぐに決まって何回もすごろくができました。
「1番がいい!」と自分の気持ちを誰かに伝えることはとても大切なことです。でも、一方的に伝えるのではなく、相手の気持ちを推し量って伝えられると、よりいいですね。