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2022年02月 一覧
未就学のお子さまの設定活動「それいけ!ボクサーまもる」

2022年02月28日(月)

土日は、陽が出て気温も温かく過ごしやすい週末でしたね。
早く春が来ないかなぁと待ち遠しいです。

さて、本日はまもるシリーズのお話になります。
―鬼退治を終えたまもるは、「ボクサー」に職業チェンジすることになりましたー

今回は「目から取り入れた情報をもとに手や身体を動かすこと」を目的として
(目と手の協応と呼ばれるものになります)活動を行いました。

“目と手の協応”・・・。聞き馴染みの無い言葉ですが、自分に向かってくるボールを良く見て、体を動かしてボールを取ったり避けたりする「ドッヂボール」や文字を書く際にもこの力が使われています。
この動作が苦手だと、書字する際に文字がマスの中におさまらなかったり、ボールを上手に蹴る事が難しい等の様子が見られます。

今回の活動は、「天井からぶら下がっているボールをジャンプしてタッチする」という内容であり、参加していたお子さんはボールの場所を良く見ながら、ジャンプのタイミングに合わせて一生懸命手を伸ばして取り組んでいました!✨
また、ぶら下がっているボールを見続けることは、動きがゼロの追従性眼球運動にもなっていますよ。

活動はお子さん一人ずつ順番に行いましたが、自分の番じゃない場面ではお友達を応援したり、ミッションをクリアするともらえるシールを楽しみに笑顔で参加するお子さんの様子が見られました!

個別療育の教材紹介!②

2022年02月25日(金)

またまた大雪が降り、アスファルトが見えていた景色も、また冬景色となりましたね。
連日の雪かきで、腕が限界を迎えそうな今日この頃です…。

さて、本日は個別療育の教材、「ポンポン入れ」をご紹介いたします。
入り口の小さな容器にポンポンを詰めていくものです。

こちらの教材は手指の巧緻性を高めることを目的としています。
折り紙を折る、はさみで切る、ひもを結ぶ…などの動作は、手指の巧緻性が鍛えられることで上手にできるようになっていきます。
※手指の巧緻性とは…手先や指先の器用さの事をいいます。

このような手指を使った教材や工作などは、手指が不器用なお子さんにとって意識的に指先を動かすことが必要になるため、繰り返し行うことで集中力も育むことが出来ます。
また、うまくできなくても、最後まで取り組むことで忍耐強さも養えますね。
(ちなみに、手指でポンポンを持ち上げ、目的の場所まで移動させるには、先週ご紹介いたしました「追従性眼球運動」が滑らかに行えることが必要になります。)

手指の巧緻性を高めることで、お子さんに今後必要となってくる、身支度(ボタンを留める、靴ひもを結ぶ)や、学習面(鉛筆をしっかり持つ、消しゴムの力加減を調節する)などにおいても役立てれば、と思っています。


余談ですが、指先にはたくさんの神経が集まっていて、『第二の脳』とも呼ばれています。
手指をたくさん動かすことで、脳の活性化を促し、思考力や記憶力の向上にもつながっていきますよ。

今日の全体設定活動!「みーにゃの大冒険」

2022年02月19日(土)

まだまだ寒い日☃が続きますが、
じゅにあには毎日子どもたちの元気な笑い声があふれ、
まるで一足先に春🌸がきたように感じられます。

風邪やインフルエンザ、コロナウイルスの予防に充分配慮しながら、
元気いっぱい過ごしていきたいと思います!!

今週も、おやつの後には全員で設定活動を行いました。
今週のテーマは「買い物」です!
1円~500円、おもちゃの硬貨を準備し、モニターに映る金額を払ってもらうというものです。

今回の活動で初めて「お金」に触れるお子さんもいたようで、
最初は、職員に何度も確認していた子供たちですが、回数を重ねるごとに、
張り切っておもちゃの硬貨を職員に渡してくれるようになりました。

今回の活動を通して、お金に触れ、そして、品物の名前(言葉)や
お金の計算、数をかぞえるなどの能力を伸ばせていけたらなと、
思っております。

未就学のお子さまの設定活動「それいけ!大工まもる」

2022年02月16日(水)

~突然現れた鬼によって、まもるが住む街の建物を壊されてしまった。そこでまもるは「大工」に職業チェンジして街に建物を建てる事になった~

今回は「お友達に上手に話しかける・伝える」という目的で活動を行いました。
10種類の建物から自分が建てたい建物を選ぶのですが、建てる為にはそれぞれ必要なカードを4枚集めないといけません。
カードを集める方法は2つあります。1つ目はゲームにクリアすること。そして2つ目こそが今回の活動の目的である「お友達と交換する」という方法です。

交換するお友達は職員で指定しておらず、交換する為には自分からお友達に話しかける必要があります。普段一緒に遊んでいるお友達との活動ですが、活動の場で改まって
「自分からお友達に話しかける」という機会を設定したのは初めてだったため、緊張しているお子さんが多かったです。

初期の頃は、「〇〇のカードが欲しい」と自分の気持ちを伝えるだけでも緊張していた様子でしたが、回数を重ねると自分の意見を伝えるだけではなく「〇〇君は何のカードが欲しいの?」などお友達の意見も聞けるような会話も見られました。

今回の活動の「お友達に話しかける」という練習を重ねて4月に出会う新しいお友達とのコミュニケーションの始まりとなればと思います。

個別療育の教材紹介!

2022年02月15日(火)

みなさんは『追従性眼球運動』という言葉をご存じですか?
見たいものが動いている時には、その動きに合わせて視線を動かしますよね。
その目の動きが追従性眼球運動です。以前のブログにも何度か登場している言葉ですね。

本日は目の動きを鍛え、視線の移動をスムーズにできるようにする目的で行っている教材をご紹介いたします。
2つのコップのどちらかにおもちゃを隠し、コップを移動させ、どちらにおもちゃが入っているか当てる、といったものです。

目の前のものをつかむ時には、そちらに視線を向けますね。このような眼と手の協応は曲線の多いひらがなを書くにあたって必要な力の一つとなります。
また、目の動きが不器用でスムーズに音読が出来ないお子さんにも、滑らかに目が動くことは重要になってきます。

こちらの教材を取り組んでいるお子さんは、一生懸命コップを目で追い、楽しみながら目のトレーニングを行っていますよ。

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