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2022年03月 一覧
い~らいふじゅにあで行っている言語検査

2022年03月19日(土)

雪解けも進み、歩道も道路も少しずつ元の姿を見せてくれるようになりましたね。
じゅにあに通っている年長さんたちも卒園式を迎え、新しい門出に期待と不安が入り混じった時期かもしれませんが、行き慣れたじゅにあでは、いつもと変わらない笑顔をたくさん見せてくれています。

さて、い~らいふじゅにあの個別療育に通っているお子さんの中には、言語検査を行う方がいらっしゃいます。
保護者の方とご相談の上で実施いたしますが、今お子さんが持っていることばの力がどのくらいなのかを評価し、課題のプログラムを設定するために行うものです。
検査を行うメリットは、「なんとなくことばの理解が苦手」「多分苦手な発音がある」というの評価ではなく、「3語文までは聞いて覚えていられるけど、4語文だと最初のことばを忘れてしまう」だったり「サ行がタ行に置き換わってしまう」等と、客観的にお子さんの様子を判断できることにあります。

現在、い~らいふじゅにあで行える検査は
①LCスケール(ことばの表現や理解、コミュニケーションがどのくらいの年齢段階にあるかを測定するもの。主に未就学のお子さんに使用します。)
②LCSA(LCスケールの学童版。)
③構音検査(発音の誤り方や筋肉の動かし方を評価します。)
④質問-応答関係検査(ことばを介したやり取りから、質問に対する応え方の反応を評価します。)
となっております。

また他の検査を行うことができるようになった際は、随時お知らせしていきます!

今日の全体設定活動!「みーにゃの大冒険」

2022年03月15日(火)

じゅにあに通う子どもたちの口から「小学校」「ランドセル」という言葉がよく聞こえてきます。
卒園や進級が近づいてきましたね。
待ち望んだ春がそこに来ていますね。ただ、昼夜の寒暖差も大きく、昼は暖かくても、朝夕はまだまだ寒く、体調を崩しやすい季節です。
体調管理にはお気をつけくださいね。

本日もおやつの後には全員で設定活動を行いました。

今回の活動では提示したイラストを複数あるものの中から同じイラストを探すというものです。

似たイラストの中から小さな違いを見つける必要がありますので、集中力を必要とします。また、それと同時に、絵の違いを覚えて探す必要があるので、短期記憶のトレーニングにもなります。

この活動を通してこのような能力を伸ばしていけたらいいなと思います。

未就学のお子さんの設定活動「それいけ!セパタクローまもる」

2022年03月14日(月)

関東ではすでに開花しているようですね・・・!
北海道も暖かい日差しを感じる日が続き、春が近づいてきているなと感じることが多くなりました!

さて、本日は「まもるシリーズ」のお話になります。
ボクサーとして天井からぶら下がっているボールを叩く練習をしてきましたが、次は”ボールを蹴る”という内容に変わりました。

床に置かれたボールを蹴る等の動作はサッカー等のスポーツを通して行う機会がありますが、宙に浮いたボールを蹴るという機会はあまりないと思います。
自分が思っていたよりも足が上がらず空振りをしてしまったり、高さが合っていてもボールとの距離を測れていないと足が届かない等、"蹴る”という一つの動作ですが、様々なことへ注意を向ける必要があります。

取り組んでいたお子さんも最初は空振りが続くこともありましたが
回数を重ねるごとにボールの中心を上手に蹴ることが出来ていました!✳

今日の全体設定活動!「みーにゃの大冒険」

2022年03月09日(水)

寒さの中にも、少しずつ春の暖かい日差しが感じられるようになったこの頃。

今年度も残りわずかとなりましたね!!
この1年を振り返り、一人ひとりが自分のペースで大きく、たくましく成長した姿を見てうれしく感じています。

今週もおやつの後には全員で設定活動を行いました。
今週のテーマは「聞く力」です。

職員が短い文章を読み、それを聞いた後で問題に答えます。
職員の話を聞いた後で問題に答える為、しっかりと聞く、そして言った内容を記憶しておく必要があります。

この活動を通して「聞く力」「集中力」「記憶力」を伸ばしていけたらなと思っております。

個別療育の教材紹介!③

2022年03月07日(月)

3月に入り、昼間は日差しが暖かくなってきましたね。
夕方になってもまだ外が明るく、春に近づいてきているのを感じます。

さて、本日は個別療育の教材の「ペグさし」「ストロー入れ」をご紹介します。
画像には細長い棒と穴の開いた容器…なにやら似たような教材が並んでいますね。
こちらの教材は前回ご紹介いたしました「ポンポン入れ」と同様に、主に手指の巧緻性を高め、眼と手の協応をスムーズに行えるようにする目的があります。

お子さんの手の発達はおおまかに分けて、
 ①手のひら全体を使って握る。
 ②親指と他の4指でつまむ。
 ③親指、人差し指、中指の3本指でつまむ。
の順番で発達していきます。

①のような橈尺分離が難しいお子さんの場合は、写真のAのように太く、手のひら全体で持ちやすい教材を使用しています。
橈尺分離が出来てくるとより小さく、細いBやCのような教材に移行していきます。

※橈尺分離とは…親指側(橈側)と小指側(尺側)を別々に使うことを橈尺分離と言います。それぞれに役割があり、親指側は鉛筆を持ったり、折り紙を折るなどの生活動作、小指側は鉛筆で書くときに支えたり、折り紙を折る際に紙を押さえるなど、親指側の動きを支えています。

このように、似たような教材がいくつかありますが、お子さんの手指運動の成長段階に合わせて使い分けています。
段々慣れてくると、色や数の概念も取り入れつつ課題を行っています。

少しづつ難しいことに挑戦して、出来ることが増えることで達成感や自信につながっていくといいなと思っています。

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